兵庫県外科医会
 

updated 2020-04-28

兵庫県外科医会設立の経緯

 昭和22年に労災保険法が施行され、それに伴い兵庫県においても昭和24年10月兵庫県労災指定医協会が発足しました。指定医の増加とともに労働基準局から審査員の委嘱があり、昭和26年2月から審査会が施行されるようになりました。この審査会のメンバーが中心となって、新しい情報の収集等を目的として外科専門医の会を作ろうということになり、昭和28年12月兵庫県全外科医会が結成されました。
 

歴史

昭和28年12月兵庫県外科医会開催(医療法人十善会野瀬病院院長 野瀬善三郎先生)が開催されました。
昭和38年9月兵庫県外科医会懇話会と称し、第1回の懇話会を開催(神戸医大第1外科教授藤田登先生)が開催されました。
昭和39年には整形外科が加わり、兵庫県外科整形外科医会と改称されました。
同年には第1号の会誌が創刊されております。
昭和51年には、外科系医師全体を包含する会として本会の名称を兵庫県全外科医会と変更し、今日に至っております。
平成4年に兵庫県全外科医会は日本臨床外科医学会にその支部と認定されました。
平成25年1月に兵庫県外科医会と名称を変更しました。
半世紀以上におよぶ長い歴史あり、今までペースを乱すことなく円滑に運営されております。
 

兵庫県外科医会懇話会運営方針の大綱

当初の兵庫県外科医会懇話会の運営方針です。以下の大綱をもとに、兵庫県外科医会規程が作成されました。
 
1本会を兵庫県外科懇話会と称する。
2会長は現職の外科系の教授が就任し、その任期は2年とする。
3本会の会長は兵庫県にある2つの大学、神戸大学と兵庫医科大学の外科系教授が交代で務める。
4懇話会のテーマ及び運営は会長の教室がこれにあたり、開催地区の会員が協力する。
5副会長は3名とし、神戸、尼崎地区、姫路地区の会員中より選任する。
6懇話会の開催は学会その他の行事の差し支えなき時を選び、年4回とし、神戸2回、尼崎地区、姫路地区各1回とする。
7兵庫県を中央の神戸地区と東の尼崎地区、西の姫路地区の3つに分け、会員の参加がしやすいように開催地区を持ち回りとする。
8近年、保険あるいは税金をテーマとすると会員集合率良好なるため、懇話会のテーマに保険コーナーを設け、保険のエキスパートの話しを添加する。
 

ロゴマークの由来

 HP表紙の写真の右上にあるのが全外科医会のロゴマークです。第20代会長岡田昌義先生のデザインです。
 兵庫県は日本海と瀬戸内海に囲まれた港町であり、人命救助の浮輪と船舶を安定させる錨をイメージした円形の内部に、胸部と腹部臓器を包含し、血管ステントや鏡視下手術の肺圧排子などの手術器具を配し、安全で低侵襲の外科手術のイメージを表しています。
 

歴代会長一覧

第20代会長まで神戸大学と兵庫医科大学の外科系教授が交代で務められましたが、平成13年からは病院院長が会長として会の運営にあたられております。
 
初代  野瀬善三郎 先生(昭和28年12月)
2代目 藤田 登  先生(昭和38年9月)
3代目 柏木 大治 先生(昭和40年5月)
4代目 光野 孝雄 先生(昭和42年5月)
5代目 麻田 栄  先生(昭和44年5月)
6代目 柏木 大治 先生(昭和46年5月)
7代目 岩井 誠三 先生(昭和48年5月)
8代目 岡本 英三 先生(昭和50年5月)
9代目 松本 悟  先生(昭和52年5月)
10代目 伊藤 信義 先生(昭和54年5月)
11代目 斎藤 洋一 先生(昭和56年5月)
12代目 宮本 巍  先生(昭和58年5月)
13代目 中村 和夫 先生(昭和60年5月)
14代目 岡本 英三 先生(昭和62年5月)
15代目 松本 悟  先生(平成元年5月)
16代目 宇都宮譲二 先生(平成3年5月)
17代目 斎藤 洋一 先生(平成5年5月)
18代目 水野 耕作 先生(平成7年5月)
19代目 圓尾 宗司 先生(平成9年5月)
20代目 岡田 昌義 先生(平成11年5月)
21代目 川北 博明 先生(平成13年5月)
22代目 本間 道朗 先生(平成17年5月)
23代目 広本 秀治 先生(平成19年5月)
24代目 水守 彰一 先生(平成23年5月)
25代目 山本 正博 先生(平成25年6月)
26代目 濱辺 豊  先生(平成27年5月)
27代目 富田 尚裕 先生(平成29年5月)
28代目 掛地 吉弘 先生(令和元年5月)